上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消せます。
▼ある男がいた、名前はH。ちょっとGさんのことを気にかけていて積極的にアプローチ、でもGさんは別の人に交際を申し込んだ。挫折感に打ちひしがれるH。温もりを求めるように、好意を寄せてくれたDさんと一緒になった。
▼一緒になってみるとHとDの相性は抜群。Hは何度も繰り返した、「俺を捨てたGさんを見返してやる!」。Gさんと敵対関係にあったDさんはそれを見てなお一層Hを愛した。Dさんの両親も、兄弟も、親族もHに心酔した。HはD一族の英雄だった。男の中の男。Hは言った「僕の身体にはDの血が流れている」。誰も疑うものはいなかった。
▼しかし。いともあっさりとHはDを捨てた。まさに豹変。幼馴染のTがHを誘惑すると、Hは簡単になびいた。Hは実にあっけらかんと言った「実は昔からTのことが好きだったんだ」
▼DもDの親族も黙っちゃいない。HがTのもとに走ったのは、「Dの血が流れている」と言った日からものの三ヶ月も経たない頃。「こんな男にいままでDは・・・」と嘆くものがいた一方、「それでもHは戻ってくる」とかたくなに信じるものもいた。TとHは蜜月の関係を築き、この世の春を謳歌した。18年も不幸のどん底だったTにとって、Hは何にも換えがたい存在。HもTを愛し、二人の関係は永遠に続くと思われた。
▼だが。
▼或る者が言った。「Hは今度はTを捨てて、Gとくっつくつもりのようだ」。あの忌々しきGに! Hを捨てたGに! Tは大激怒、DとDの親族はもう呆れ果てて声も出ない。当のHが言うには。「別にGから交際の申し出があったわけじゃないからなんともいえない」
▼さあこの物語はどう決着がつくのだろう? 「Dの親族」たる私は、内心GとHがくっつけばいいと思っている。そしてDが、GとHをもろとも葬り去り、物語は終わる。そうして初めてDは過去の呪縛を解き放ち、新しい物語を紡げるようになるはずだ。
▼iTunes Music Storeが今日からスタート。祝!やっとまともな音楽配信サービスが日本でも始まることになった。これくらいフリーじゃないと普及しないって。何度でもCDに焼けるとか、携帯プレーヤーに移せるとか、曲聞く権利買ってる以上当たり前の話だよ。さあ高邁な理想をお持ちの利権団体JASRAC様はどう反応するのかな? あーiPod欲しい欲しい。しかし危険なサービスだ。調子に乗って月1万円とか平気で使ってしまいそうな勢いがある。
▼昼は水道橋のまぶしやで「釜まぶし」(900円)。要するにひつまぶしだね。釜底におこげが出来てて香ばしさを添えているのが嬉しい。うなぎは東京風の柔らかうなぎだけど、その香ばしさがナゴヤのサックリ焼いたうなぎを髣髴とさせる。値段の割にちゃんとしたひつまぶし、満足。なのになのに。ひつまぶしを頼んでいたのは十人近くいた客の中で俺だけ。なんでー? まだそんなもんかねえ、東京での認知度って。
▼東アジアサッカー選手権、中国相手に2−2。どちらの得点もすごくキレイなミドルシュート、キャプテン翼みたい。
▼↑のような感想がせいぜいのところで、どうもサッカーという競技にのめりこむことが出来ない私です。ワールドカップは面白い。国と国の威信をかけて世界中がサッカーで大戦争をやる。四年に一度。というのはこの上なくよく考えられた物語だ。そういう国と国の意地のぶつかり合い、みたいなモノが面白いのであって決して高い技術がどうのこうのという話じゃない、自分にとっては。2002年、韓国が胡散臭くイタリアを破ったときなんかは、実に面白かった。そういう胡散臭さや怒りや歓喜なども含めたドロドロが感じられるからあそこまで真剣に見たんだろう。
▼素人の意見。今回のような国際試合になると「W杯予選に向けた調整」とか「若手を試すためのテスト」とか言って、双方ともにマジな試合ってほとんどないように見える。だからW杯以外あまり真剣に見る気がしない。今回レアルやマンチェスターの来日もどうなのかね。プレーや存在感にファンタジーを感じられれば面白いんだろうな。でも俺はダメだ。プロレス見るために加入したJスポーツで毎日何試合もやってるけど、1試合たりともまともに見たためしは無いなあ。
▼俺の心を熱くさせてくれるのはやはり中日ドラゴンズ。3ゲーム差で首位追走、というのは実に心地よいポジションだ。
▼東海人にとっての中日ドラゴンズ、というのは他県人が想像する以上に特別な存在だ。ドラゴンズの歴史は、「トウキョウ」なるものに戦いを挑み続けるナゴヤの物語。そしていまは、ナゴヤを捨てた一人の英雄への愛と憎悪の物語でもある。この話は始まると長くなるのでまた今度。
▼ランチは虎ノ門の夢飯で海南チキンライス(780円)。相変わらず美味い。
▼歯医者に通院している。ある日餃子を食べていると14年前に作った差し歯がポロッと。唐突に。まー歯医者行けば簡単にくっつくだろ、と楽観視していたのだが甘かった。too sweet。
▼歯医者で診てもらったところ、単純に人口の歯の部分が取れたのではなく、差し歯の根元ごと歯が折れたらしい。んで、なんで折れたかというと差し歯の隙間から雑菌が入って虫歯状態になっていたのだそうな。なるほどなるほど、と最初は納得して聞いていたのだが。
▼差し歯作り直し?マジで? ご存知だと思うが、保険がきく差し歯はいわゆる「銀歯」で、ちょっと前歯の差し歯に使うには度胸がいる。実際の歯の色合いに近いセラミック歯を使うのだが保険がきかないうえ、すさまじく高価。14年前入れたときは7万円だったっけか・・・ で、今回セラミックを使ったときの参考価格を聞いたところ「12万円」との御宣託。おおおおおおおおおおお。
▼しかも。歯の消毒やら型取りやらもろもろで、治療完了までに6回の通院が必要とのこと。6回も! くっつけて終わり!のはずが大事になってしまった。差し歯め。差し歯作った14年前の歯医者め。くそー、なんか納得いかないなあ。
▼でもでも。ここの歯科医院、女性スタッフがみな美人。受付の女性もすごく物腰柔らかいし、担当の助手さんは、こちらが歯をガリガリやられてる間、慈愛の目でこちらを見てくれる。治療後は助手さんによる歯磨き講座なんかもあったり。いかにも女性歯科助手、という感じでキュンときます。そのへんは通院のモチベーションになるのだが・・・
▼ランチは目黒のとんかつ「とんき」でロースかつ定食(1650円)。しっかり系の衣でおいしい、んだけど価格の割にボリューム感がいまひとつ。あとトンカツのきり方がすごく雑だった。厚さバラバラだし、衣はがれてるし・・・なんでだろ?そこだけ雑なのは。
▼古川日出男「13」読了。クライマックスの疾走間が凄い、投げっぱなしだと思ってた複線がこんなにキレイにまとまるとは。しばし呆然。ただ最後の5ページは蛇足では・・・
▼そのせいか眠れない、完全にアタマが覚醒。ふと「眠れないメール」を送ろうとして、送り先がないことに改めて気づく。んなもん送りたいの?ともう一人の自分が訊くのだが。
次のページ